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かまたまRock 'n' Roll

地元のサッカークラブとロックンロールをこよなく愛するもの

イイノヤマノボレ◯二二六

飯野山(いいのやま)

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香川県丸亀市坂出市の境に位置する山である。別名を讃岐富士と呼び、讃岐七富士のひとつに数えられている。(Wikipediaより)


いよいよ2017シーズンが始まる。J2もこれで4年目。過去3年間は慢性的な得点力不足に悩まされてきたけど、北九州からFW原一樹を獲得したことによって大幅アップを期待。毎度のことだけど、開幕前の今の時期は楽しみしかない。まあたいがい3ヶ月もせずにナニガシかの事情でアタマを抱えることになっているんだろうけどw。

そんな「飛翔」が期待されるシーズンに、我らが指揮官が掲げた今季の目標はなんと6位以内プレーオフ進出!!・・・こりゃまたずいぶんと大風呂敷を広げたもんだなーと。

J2昇格以来3シーズンすべて残留争い。J1ライセンス取得に必要な設備も持ってない。普通に考えれば、まだまだ土台作りの時期。両隣の徳島と愛媛はそれぞれ9年。お向かいさんの岡山でも7年。それがJ2昇格からプレーオフ挑戦までに掛かっている年数。我々も同じくらい掛かっても遅いってことはないんじゃないのかなー?


・・・ってなこと言ってたら、いつまで経っても上がれやしないぞ!!っていう、監督なりのゲキなのかもしんない。


カネも施設も選手層も、何もかも足りてないって事は、おそらく他の誰よりも分かっているはず。であると同時に、ケツを蹴り上げられないとなかなか動こうとしないって事もよく分かっているんだろうと思うw。「今年プレーオフに行く。だからそのつもりでJ1ライセンスを取るための準備をしてくれ。ダメだった時はすべての責任を俺が取る」・・・そんな声なき声が聞こえてくるような気がする(幻聴)。

航大が抜けてCBに若干ならざる不安はあるけれど、おそらく過去最高の戦力を整えることができた。しかしシーズンが終わるまでこの戦力を維持できるのか?長いシーズン何が起こるかわからない。主力と控えの戦力差はいかんともしがたく、怪我人がでれば昨シーズンの二の舞が待っている事は明白だ。それがわからぬ北野監督ではあるまい。じゃあその真意はどこにあるんだろうか?


目指しているのは、2015シーズンの金沢なんじゃないだろうか?

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(出典 http://ultra.zone/jleague-division2-2015-rank


一時は首位にも躍り出て、後半戦に入ってからもしばらくはプレーオフ圏を維持。最終的には12位に終わったけど、J1ライセンス取得のためのクラブハウスを建設し、恒久的なJ1挑戦体制を整えることに成功している。あるいはこれをやろうとしているんじゃないか?

必要な時に必要なものが無いということがどういうことなのか?その身近な例を、長野(※1)・北九州(※2)で目の当たりにしてきた。チャンスが巡ってきた「その時」に備えて、いつかではなく今すぐ動かなければならない。そう思わせるには充分過ぎる事例だったと思う。

  • (※1)2013シーズンJFL優勝。J2規格を満たすスタジアムが無かったので自動昇格見送り。それ以来のJ3暮らしが今も続く。
  • (※2)2014シーズンでプレーオフ圏5位フィニッシュ。J1規格を満たすスタジアムが無かったのでプレーオフ出場できず。2016年J3降格。

 

我々がJ1ライセンスを得るために必要なものは大きく2つ。クラブハウスと練習場。どちらにしても「ください」と言ってポンと手に入るものじゃないw。広く一般を納得させるだけの名目が必要だ。だからこその「6位以内プレーオフ」を目標にブチ上げた・・・のではないかと思っている。

翌シーズンのライセンス申請期限が6月末。翌年の1月頃に使用できることがライセンス発給の条件になるから、建設期間を考えても申請期限までにはクラブハウスと練習場の建設を取り付けることが必要になる。それまでの間、プレーオフ進出に現実味を持たせる順位をキープし続けないといけない。となると序盤から猛然とスタートダッシュを決め、一気呵成に畳み掛けることになることになるだろう。ライセンス申請期限後で尻上がりに上がってきても目的は果たせない。

序盤を飛ばせば後で息切れしてくる。夕なぎの夏が鬼門であり、このあたりからズルズルと後退していくのが毎年の風物詩である。
個人的には、なるたけ上位で残留圏に留まり、来年からのJ1挑戦体制が整えば大勝利であると思う。しかし一般的にはプレーオフ圏を逃して終われば、目標未達とみなされるだろう。その場合は監督の進退が問われかねない。二年連続の目標未達なら、任期満了での退任もありえる。

ただ、それすら承知の上の事なのかもしれない。1年掛けて新体制への禅譲を行い、自らの進退と引き換えに、このクラブが上に向かうための施設を残していく。まさに「虎は死しても皮を残す」のだ。。。


・・・と、メロドラマな展開を想像してみたw。まあ自己犠牲なんてガラのお人じゃないだろうw。ずいぶんデッカい目標を吹いてしまったもんだなーとは思うけど、まったくできない事を言うような人じゃないはずだ。それなりに勝算がおありなんだろう。勝負師の手腕、とくと拝見させていただくことにする。

個人的には、J1ライセンス取得+J2残留ができれば今年は勝利だと思ってる。まかり間違って本当にプレーオフ出場ができれば、これはもう大変なことだ。その時は最終節の名古屋戦がスゴいことになるだろうなぁ。ピカスタ史上最高の入場者数を記録すること疑いない。そうなったら最高だね。

最悪は、ライセンスは取れないわJ3降格するわのシナリオ。とにかくこれだけは回避してほしいね。どっかの総統がJリーグ至上主義の哀れな末路だって叩いてきそうだw。

とにかく開幕から見ものだ。もし私の考えたとおりだと、6月末のライセンス提出期限までには、クラブハウスなり練習場なりが着工してなければいけない。そのためにはJ1昇格が現実的な位置にいなければならない。これはもう開幕からアクセル全開でブッ飛ばしまくることになる。

さあ果たしてトラ・トラ・トラとなるのかな?
乾坤一擲の大勝負の幕開けだ。